芹(せり)
2018年1月7日 15:27
新年、明けましておめでとうございます!
皆さんは今年の1月7日の朝、七草粥を食べましたか?
七草粥を食べる習慣は、もともとは中国から伝わりました。
日本では、芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座、菘(すずな)(かぶ)、蘿蔔(すずしろ)(だいこん)の
七種類の野菜を入れ、お正月に御馳走を食べて疲れた胃を休め、無病息災を祈るという意味が込められています。
栄養雑学講座、今回はこの七草の中から、芹をご紹介します。
<芹とは>
芹は、希少な日本原産の野菜です。
芹は、早春のものほど香りが良くて軟らかく、根、茎、葉の全てを食べることができます。
芹には水耕栽培の水芹(みずぜり)と畑で採れる田芹(たぜり)があります.
<美味しい芹の選び方のポイント>
1.根元から葉先までがピンとしていてハリがある
2.葉が鮮やかな緑色であること
3.茎が太すぎると硬いものがある為、茎の直径は1cm程度であること
<芹の栄養成分>
芹は、鉄や葉酸が豊富に含まれており、貧血予防に効果が期待できます。
皆さんも、鍋物や和え物などに芹を取り入れて、旬の味を楽しみましょう!
(季節の花 300)