なばな

2018年3月17日 08:45

菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村

 

この俳句は、与謝蕪村が神戸六甲山脈の摩耶山を訪れた時のものです。
当時、麻耶山の山里では見渡す限りの菜の花が咲いていました。蕪村が菜の花畑に立つと、目の前に広がる海は夕焼けに染まり、何気なく反対側の空を見ると、薄暗い空に月が昇っていた・・・。という春の夕暮れの情景を詠んでいます。
昔から菜種油の原料として有名な菜の花ですが、その葉や茎にも栄養があり、今が旬の野菜です。今回は、なばなについて、ご紹介します!

 

 

なばなは「菜の花」「花菜(はなな)」などの名前で、春先に出回る野菜です。あぶらなの若菜を、花がまだ蕾のうちに摘み取り出荷します。肉厚の葉と、しっかりとした茎、そして独特のほろ苦さが特徴です。
なばなにはどのような栄養があるのでしょうか?

 

 

「なばなの栄養」
なばなに豊富に含まれるカロテンやビタミンCには、免疫力を高め、皮膚や粘膜の抵抗力を強める効果があります。寒暖の差が激しいこの時期、お浸しや和え物、煮物、汁物の具などにお勧めです!

 

「なばなの選び方」
なばなをお店で選ぶ時には、
・花が咲いていないこと
・蕾が沢山ついていること
・葉先が黄色っぽくなっていないこと
・葉がしっかりしていること
・茎に張りがあること
・茎の切り口の中が、あまり白くなっていないこと
を確認しましょう。

 

「なばなの保存方法」
湿らせた新聞紙かキッチンペーパーで包み、冷蔵庫の野菜室に立てて入れると2~3日は保存できます。長期保存をする場合は、茹でてからラップに包み、冷凍庫に入れます。

 

なばなの蕾(つぼみ)には、花を咲かせるための栄養が沢山含まれています。
寒暖の差が激しく体調を崩しやすいこの時期、なばなを食べて元気に過ごしましょう!